アニメのキャラクターが性的な行為をする動画や、エロゲーム・エロ漫画などのことを「同人」と呼びます。
実は、「同人」という言葉の本来の意味を知らずに使っていたので、今さらながら詳しく調べてみることにしました。
おそらく、私と同じように「同人」という言葉そのものは広く使われていますが、実際の意味を理解せずに使っている方も多いはずです。
知ったからといって直接的な恩恵があるわけではありませんが、これからも「同人」コンテンツを利用していくなら、知識が役立つ場面もあるかもしれません。
「同人」とは
同人という言葉について、私が調べてみたところ、多くのウェブサイトで「同じ趣味を持った人の集まり」と説明されていました。
私は最初、エロな要素を連想していましたが、それは誤解だったようです(笑)。
さらに、知恵袋というウェブサイトでは、別の視点で同人についての説明を見つけましたので、それを引用しておきます。
同人誌などというと萌え系BL系といった少し変わったエロいのが確かに多いのですが、同人会というとまたイメージが違うと思います。同好会とほぼ同じ意味になり、スポーツや芸術などジャンルは多岐にわたります。
出典:Yahoo!知恵袋
「同人=エロ」というイメージは、偶然にもエロチックなコンテンツにばかり接していたことが理由で、同人活動はさまざまなジャンルに広がっていることを知らなかったのです。
同人とは、どんなジャンルであっても、共通の趣味や興味を持つ人々が集まって創作活動を行うことを指すのです。
「同人誌」とは
同人誌は、同じ趣味を持つ人々が、お互いの出資によって製作する同人雑誌のことです。
「同人サークル」とは
同人サークル(どうじんサークル)とは、同人によって結成されたサークル(組織・団体)のことを指す。同人組織(どうじんそしき)とも称す。
出典:ウィキペディア
ちなみに、1人だけで構成されたサークルは一般的に「個人サークル」と呼ばれています。
有名なアニメの場合は、出版社が印刷や販売を主導していますが、同人誌は自主制作によって販売されます。
制作者が自分たちが好きなものを作り、自分たちで販売するという特徴があります。
そのため、同人誌は一般的な流通経路には乗らず、コミケなどのイベントで手売り販売が主要です。
その結果、同人誌が広く知られる機会は限られるため、大きな利益を出すことは難しいです。
同人誌の制作における収益性について調べてみましたが、以下のような結果が出ています。
・最低でも月に1冊、500部以上の本を販売する必要があり、それができた場合にようやく生活を営む程度の収益が得られるレベルと言えます。
・有名な商業誌の作家の意見によれば、同人誌からはほとんど利益を得ることはできず、儲けている人も一部存在するかもしれませんが、現実的には厳しい状況だと言えます。
「同人」と「二次創作」は同じなのか?
アニメのキャラクターを使用してエロティックに描かれた作品がありますが、これらの作品は一部の同人初心者によって誤って「同人」と認識されているようです。
しかし、実際にはこれらの作品は「二次創作」と呼ばれるものであり、同人とは異なるものです。
まず、二次創作とは元ネタとなる既存の作品を基に新たな作品を制作することを指します。
つまり、あるアニメのキャラクターを使って独自のストーリーやイラストを描くなどが該当します。
一方、同人は二次創作のみならず、オリジナル作品も含むものです。
同人は自主的に制作された作品であり、ファン同士が交流し、作品を販売したり配布したりする活動全般を指します。
そのため、同人作品には二次創作の作品も含まれることがありますが、同人そのものが二次創作を指すわけではありません。
つまり、同人とは二次創作を含む作品の制作活動全般を指し、その中にはアニメのキャラクターを使用した二次創作作品も含まれるということです。
人気のエロ同人ジャンル
同人界隈で、特に「エロ」は非常に人気のあるジャンルです。
ただし、エロといっても、さまざまなジャンルが存在しています。
そこで、大手の販売サイトでの販売数が多いジャンルをピックアップしてみました。
まず、エロアニメです。
アニメーションを使ったエロ作品は、同人の中でも定番と言えます。
また、エロ漫画も人気が高く、幅広いジャンルのエロティックなストーリーやイラストが楽しめます。
さらに、エロゲームも注目されています。
一部のゲームでは、高品質なグラフィックや物語性のあるストーリーが特徴で、非常に人気を集めています。
最近では、3DCGを用いたエロ動画も増えており、その詳細な表現による臨場感が魅力とされています。
特に、同人作品を扱う「DMM」の人気ランキングでは、エロゲームが上位を独占していることも多いようです。
このように、同人作品の中でもエロコンテンツは非常に多くの人に支持されており、幅広いジャンルに渡って人気があります。
まとめ
同人について詳しく調べてみましたが、まだ完全に理解できているかというと、自信がありません。
ただ、確かなことはこのジャンルは非常に奥深いということです。
初めて触れてみたところでは、まだまだ理解するには時間がかかりそうです。
なので、これからも同人関連の作品を購入し続けて、専門家になるまで努力したいと思っています(笑)。
また、素人ながら作品の感想などを紹介していく予定なので、興奮できる同人作品をお探しの方はぜひまたここにお立ち寄りください!